四季報のトピックスから素人がきままに分析する(ファナック)
2020年夏号のトピックスからなぜそのトピックスを選んだのかを考えていきます。
四季報にもトピックスの説明がありますが、それにとらわれずに言葉自体で考えていきます。
今回は黄色の最強軍団と呼ばれたファナックを分析したいと思います・
トピックスは
【急降下】【クラウド】
急降下とは・・・数値などが急激に下がること
クラウドとは・・・インターネットなどのネットワークを通じて、コンピューター資源をサービスの形で利用する形態のこと
1つ目の急降下について
ファナックといえば、高い営業利益率を確保している会社ですね。
2014年度では、営業利益率40%という驚異的な数字を叩き出しています。
しかしながら、現在は20%の営業利益率を割る勢いまで落ち着いています。
これが急降下というトピックスで扱われたのでしょうか。
それ以外にも、コロナウイルスによる自動車需要が冷え込んだため、ロボットのニーズが高い業界の投資が先送りになっていることも含めて急降下としているかもしれませんね。
2つ目のクラウドについて
こちらは、もともとファナックは富士通ファナックと呼ばれたようにITを駆使してクラウドサービスを展開していくものと思われます。
20年度のIRにも
「デジタルユーティリティクラウドについて」
・FANUC、FUJITSU、NTT Communications 3社で工作機会業界向けに協業が開始しております。
合弁会社の設立の検討も考えられております。
略称ないんですね・・・勝手にD U Cとでも名付けておきましょう。
もし、DUCがBtoB業界で一般的なものに確率されれば新たな収益源としてより強固なビジネスへと昇華されると思います。
3社とも大きな企業ですが、このビジネスが海外にも通じるのか!というところがポイントですね。ぜひとも頑張ってもらいたいものです。