けやまの企業分析

ご訪問いただきありがとうございます。株を始めて5年になります。短期的な収益よりも長期的な収益重視の方向けに会社の情報をわかりやすくまとめていきたいと思います。

四季報のトピックスから素人がきままに分析する(トヨタ自動車)

2020年夏号のトピックスから分析していきたいと思います。

 

今回は、日本で一番時価総額が大きく、売上も日本一であるトヨタ自動車です。

 

トピックス

【急落】【減産】

急落とは・・・物価や株の相場などが急に下がること

減産・・・生産が減ること。

 

自動車業界は景気に影響しやすいため、今回のコロナウイルスによる影響は回避することができませんでした。

 

1つ目の急落ですが、コロナウイルスによる売上、利益が下がることですね。

ただ、リーマン・ショック時では赤字に転落してしまったトヨタですが、今回はそういうわけではありません。

なんと、現時点2020年度も利益は黒字確保見込みとなっております。

自動車は損益分岐点より下がると一気に赤字になりますので、今回の影響でも持ちこたえれるトヨタはすごいと思います。

 

ただ、月次における生産台数は壊滅的です。

4月度46.3%減、5月度31.8%減(ともに前年同月比)と大幅に落ち込んでおります。

 

この記事を書いている時期(2020年7月12日現在)では、世界的にも経済が再開されつつあり、回復基調になっておりますので、このまま行けば黒字確保は間違いないかなと感じます。

 

2つ目の減産ですが、こちらは自動車生産台数のことがメインだと思います。

上記にも記載しましたが、4月、5月で大幅な減産を行ったため、前年比の生産台数超えはまず不可能でしょう。

 

ただ、新型車を今年も着実に出しています。

5月にはハリアーをフルモデルチェンジとして投入し、好評です。

その他にも、新型EV車や、ランクルアルファード・ベルファイア、ノア・ヴォクシーと展開していく予定です。

 

大型車が刷新していくので、楽しみですね。

 

というのも、そもそも2020年はオリンピックの年。

コロナウイルスがなければ今頃オリンピックが開催され、車もどんどん投入していき・・・の時期なので、これほどビックテーマが更新されるのも理解できます。

 

ただ、、、景気が急激に変わってしまった。。。

それだけです。

 

時価総額はテスラに抜かれ、自動車業界2位となりましたが、これからもトヨタは頑張ってほしいです。

 

スマートシティの投資も、この数年ではなく中長期に渡っての投資でもあり、それがどのように花が咲くのか楽しみです。