四季報のトピックスから素人がきままに分析する(トビラシステムズ)
2020年度夏号のトピックスから、分析をしていきたいと思います。
今回はトビラシステムズです。
トビラシステムズは、迷惑電話番号を自動的に拒否、警告するシステムを開発し提供している会社です。
そんなトビラシステムズのトピックスですが
【続伸】【拡充】
続伸とは、「引き続いて上がること」
拡充とは、「組織や設備などを拡張・充実すること」
直訳しただけでも期待できるトピックスですね。
1つめの続伸ですが、何が続伸しているのでしょうか。
それは売上の主な3社(au、ドコモ、ソフトバンク)に対し、順調に採用されているということでしょう。
携帯のオプション機能としてありますしね。
格安simにもオプションとして採用されていますし、今後の期待もできます。
2つ目の拡充ですが、言葉の通り、組織と設備の2つを拡大していくのでしょうか。
こちらも20年10月期の説明資料を見れば記載していますね。
・優秀な人材の採用
第2四半期で3人採用したそうです。
*ここは今後の採用人数とかのほうが風呂敷広げる感じでいいのではと思いました。ただ、実績ベースで採用人数を回答するのは信頼性の観点からは評価できますね。
・新規事業投資を拡大
上半期の設備投資の70%をトビラフォンCloudに投資しているそうです。
ここも、約1580万と具体的な数字を示しています。
具体的な数字を示すので、かなり真面目な会社だなと印象を持ちました。
さらに調べると、自己資本比率がなんと70%超え!
マザーズから東証一部に上場しただけのこともあり、財務健全性はかなりあると感じました。
実際、競合他社という他社はいなさそうですので、このシステムをさらなる付加価値を与えていくことができれば、驚異的な成長につながるのではないでしょうか。
他にいいところを見ると、
・創業者が社長兼株式も50%以上締めている。
明田さんは2020年で39歳とお若い!
時価総額も195億円と少ない。
17年度実績からみても安定して利益を出している。
あれ、ここってかなり優良株では??
あとは、オプションとして使用される迷惑電話を拒否・警告するシステムをだれもが必要となるときが来るかですね。
個人的には会社貸与の携帯から、たまに海外の電話がかかる(折返し電話することで高額の通話料がかかる詐欺だそう)ので、そういったのは出ないとはいえ、調べるだけでも業務の支障となりますので、そういったのがなくなるのは魅力的ですけどね。
あとは、老後を迎えた両親には持たせたいオプションですね。