けやまの企業分析

ご訪問いただきありがとうございます。株を始めて5年になります。短期的な収益よりも長期的な収益重視の方向けに会社の情報をわかりやすくまとめていきたいと思います。

四季報のトピックスを素人がきままに分析する(マネーフォワード)

2020年夏号の四季報のトピックスから分析をしていきたいと思います。

 

今回は、家計簿アプリを扱っているマネーフォワードです。

 

四季報トピックス

【積極投資】【変革】

積極投資・・・積極的に利益を狙うことを目的とし、資産を投じること。

変革・・・変えて新しいものにしていくこと。

 

1つ目の積極投資ですが、マネーフォワードさんは何を積極投資するのでしょうか。

調べてみると

個人向けの家計簿アプリ

企業向け会計システム

 

ざっくりこの2つなんですが、調べれば調べるほど、幅広く行っています。

特に企業向けに関しては、勤怠、経費、マイナンバー、確定申告などなどかゆいところに手が届くようなビジネスモデルを持っていると感じました。

2020年7月10日には、マネーフォワードキャリアを立ち上げたと、プレスリリースで公開されております。

以下はその説明です。

■『マネーフォワード キャリア』について
「人生と経営が、安心して前に進める出会いをつくる。」というミッションのもと、科学的な理論を用いて、求職者と求人企業をマッチングするキャリア支援サービスです。さらに、転職における年収の変化に合わせて、ファイナンシャルプランナーが家計の見直しやライフプランニングを支援します。

 

今後もこういった新しいサービスを拡大していくことが期待できることから積極投資というフレーズが採用されたのではないでしょうか。

 

2つ目の変革については、十分に今も変革が続いているマネーフォワードに対し、変革を使う理由はなぜでしょうか。

 

1つ目の積極投資にも関わる話にもリンクすると思いますが、マネーフォワードのビジネス上金融機関との連携等が必須となるビジネスとなっております。

 

しかし、会計サービスを展開、独自サービスを広げていくことで、独自の強みだけで収益を確保するビジネスを展開していけるようになっていく、ということではないかと思います。

 

家計簿アプリは金融機関との連携なしではすごく利便性が落ちる仕組みですし、それに対しての対策として新たなビジネスを広げていくということは中長期的にはすごく期待できると思いました。