けやまの企業分析

ご訪問いただきありがとうございます。株を始めて5年になります。短期的な収益よりも長期的な収益重視の方向けに会社の情報をわかりやすくまとめていきたいと思います。

四季報のトピックスから素人がきままに分析する(パーク21)

2020年夏号の四季報のトピックスのみを見て、分析します。

 

今回は、タイムズで知られるパーク21を見たいと思います。

 

トピックス

【一転減益】【テコ入れ】

 

テコ入れ(梃入れ)とは・・・期待しただけの効果が得られないでいる、あるいは状況が悪化している事態に対して、なんらかの改善を行うこと。

 

1つ目の一転減益ですが、これはコロナウイルスによる影響が大きすぎますね。

 

駐車場ビジネス、レンタカー、カーシェアすべて自粛により停滞しました。

パーク21はカーシェアのシェアもオリックスやカレコといった2番手、3番手を寄せ付けない圧倒的一位(約6割以上)を持っており、カーシェア事業は実質独占している状況です。

 

しかしながら、そのための投資など今回のコロナウイルスによる影響がすべてダメージを食らうと思いますので、一転減益になるのはやむなしと思います。

 

2つ目、テコ入れですが、言葉のとおり何らかの改善をすることですが、こちらはIRを調べてみました。

https://www.park24.co.jp/ir/data/explanation.html

 

ざっくりみると、新規ビジネスを作ることは考えておらず、今のビジネスをより効率的にスリムにすること、また手元資金の調達を行うことで経営基盤を強固とするといったことを考えております。

 

とどのつまり、今期はパーク21にとって我慢の年になりそうです。

 

しかしながら、車での移動は電車・バスより蜜にならないですし、カーシェアはITの発達でより利便性があがるのは間違いないため、中長期的には伸びると思います。

 

ITの発達で利便性があがるというのは、レンタカーと比べカーシェアはネットですべて完結しています。

キャッシュレスのように携帯一つですべてを行うようにできれば、かんたんに予約し、使用することができるため、コンビニ感覚で使える可能性がでてきます。

 

そのためのインフラ設備をパーク21は強く推し進めているので、そういったことも兼ねて中長期的には伸びるはずだと思っています。