最近の日経平均株価について
■米中摩擦による影響、香港のデモによる不安が大きい
8月に入り、日経平均株価があまり好調ではありません。
大きな要因として、中国とアメリカとの貿易摩擦が長期化しています。
また、香港でのストライキによる不安、NYダウの下落と日経平均株価を押し下げる要因が続いております。
ボリンジャーバンドとは、アメリカのジョン・ボリンジャーが考案したテクニカル指標です。
相場の振れ幅を一定期間の価格データから測定、統計学的な見方で判断します。
標準偏差:σでばらつき具合を判断します。
±1σの間:全体の68%を占める
±2σの間:全体の95%を占める
±3σの間:全体の99%を占める
直近の株価を見ると8月に入ってから−2σ〜−3σのラインに入っています。
今後、平均値に回帰していく可能性がありますので、株価を購入するタイミングとしては悪くない、という見方もできます。
■どのタイミングで買うか
この命題はとても難しいです。
株は下がったときに買い、上がったときに売るのが常識ですが
いつ下がっている、いつ上がっていると判断するのは非常に難しいです。
ボリンジャーバンド等テクニカル指標を参考にし、今後の動向を判断するのはいかがでしょうか。