四季報のトピックスから素人がきままに分析する(ベネフィット・ワン)
2020年夏号の四季報のトピックスからなぜ、そのトピックスを採用したのか、素人がきままに分析してみます。
今回は㈱ベネフィット・ワンです。
ベネフィット・ワンは人材派遣会社のパソナグループの子会社でありますが、時価総額は親会社よりも上回っている力関係が逆転しつつある会社です。
トピックス
【連続増益】【新サービス】
まずは「連続増益」から。
これは言わずもがな、利益を安定して伸ばしているということですね。
でも、過去の利益をみても「連続最高益」と書いてもいいのではないかといった実績ですけどね。
ベネフィット・ワンは一言でいうと、会員性福利厚生サービス会社です。
昔は、会社が福利厚生のために自社の旅館など持ったりしていましたが、維持費も馬鹿にならないですし、手放していっています。
その代わりとして、ベネフィット・ワンといった福利厚生会社が台頭するのは時代の変化として乗っていると思います。
2つ目「新サービス」
新サービスと聞けば、新しい取り組みによって、どのくらい成果が挙げられるか気になりますよね。
調べてみますと、新サービスとは
「ベネワン・プラットフォーム」だそうです。
https://global-assets.irdirect.jp/pdf/menu_file/2412/20200611141827_2271.pdf
詳細は上記6月11日のプレスリリースを見ればいいと思いますが、内容の部分のみコピーさせていただきました。(以下)
「従業員のスキル、評価などの人事データや健康情報を一括管理・見える化することで、業務工数を減らし、効率化が図れるほか、データの比較・分析を通じて、組織および個々人が最適なパフォーマンスを発揮しやすい環境を提供する」原文ママ
私なりに感じたところでは、
・今までは、福利厚生をメインで提供してきたけれども業務効率や社員の健康も管理しますよ。
・社員のライフスタイル全般(公私)を支えるサービスに変えていきます。
といったところでしょうか。
これは、会社としては社員の健康面および精神面の状況を管理できるのですごくいいサービスと思いますが、個人情報の観点から社員が嫌がるのではないかというくらい情報が出るように感じますね。
ただ、トータルで見れば、目的に記載しているように「個々人のパフォーマンスの最適化」に貢献できるとは思います。
今後に期待できるトピックスかなと思いました。